長谷寺とSDGs

SDGsとは

 持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,20159月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。 持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。 (外務省ホームページより)

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長谷寺へのSDGs導入の考え


 長谷寺では2011年9月から、みんなの居場所となるお寺となるために寺子屋という活動を行なってきました。この9年間で約30講座を開催するなかで世代や性別、職業が違えども、同じ趣味を持つ人と共に切磋琢磨したり、会話を楽しんだりと枠を越えた繋がりができたと思います。SDGsの理念であるを「地球上の誰一人として取り残さない」達成する、すなわちみんなの居場所を作ること。日本国のみならず、世界規模で「地球上の人々の居場所を作る」事が、未来見据えた大きな課題と捉え、SDGsへ賛同します。

 長谷寺へSDGsを導入し、寺子屋の知名度を向上させることで参加者が増え、長谷寺がさらに多くの人々の居場所になると考えています。



なぜ、寺子屋を作ることにしたのか?


 僧が雲水(雲の如く水の如し)と言われる時、修行道場で勉学に励み多くの山、川、村々、国々をわたりあるき、多くの見識と智慧を習得し、修行の可否を確認する法戦式を行い、多くの住職からの問答をすべて論破し、認められて初めて住職となる資格を有します。

 住職は、その地に住むことにより人々の苦楽を薄め、安楽とはなにかを伝え、より良い農業の方法があれはそれを広め、食料の保存方法として良い調理方法があれば、それを伝え(たくわん和尚は有名)日常生活の改善を(「お歯黒」から「歯磨き」へ)を薦めたりと、先行する地域の技術をを伝えるための施設が寺院の役割でした。

 多くの人々へ伝えるためには、広い部屋が必要であり現在の大きな寺院の形となりました。今はその代わりとして、小学校、中学校、高等学校、大学、大学院、各種専門学校など、多岐にわたる教育施設があり、お寺本来の用途からはずれ、もっぱら ご供養専用の施設へとかわりつつあります。

 時代の流れとは言え、教育施設ができたのも、仏教の歴史から言えば最近のことであり、多くの住職が学校の先生を兼務していたことをご存知の方も多いと思います。実際、私の両親も高校の教師をしながら寺院の復興をしていました。

 私の信ずる寺院の本来は教育施設です。ご供養は、人間本来もちあわせている感謝の気持ちを表す方法のひとつです。あの人の「こころざし」、「生きざま」「悩んだ時の対処法」などを再確認することも、ご供養の重要な役割なのです。「より良く生きてもらいたい」それは、先行く人たちの切なる願いでもあります。

 住職として、この長谷寺を勤めさせていただいており、多くの勉学を通し、又は資格という形での勉強もしていますが、すべてを網羅することなど勿論できません。その道を先に進んた方から、その道を教えていただく、それが、初めの寺子屋の始まりであり、学校などで専門の講師がが指導するのと同じですね。

 多くの方が講師をしていただくこと。これは、その方の生き様を伝えることでもあり、後世への引継ぎでもあります。この身体、だれしもが、返さねばならぬ身体です。とても小さなことで、知らぬ人にとっては、ものすごい先輩なのです。

 伝え残している小さなこと、小学生で鉛筆をカッターで削ること、マッチで薪に火をつけること、箸の使い方 読み書きそろばん。味噌汁のつくりかたなどなど。

 あなたには簡単なこと、他の人には難しいこと、たくさんあります。それを寺子屋として、先生をしていただく。初めての先生により多くの講座をしていただきたい。そのためにお寺の敷居を低くしたいと考えたのです。

 蓬莱山倶楽部は、無宗教だとか、檀家だとか、信徒だとか、曹洞宗だとか、臨済宗だとか、キリスト教だとか、神教だとかを、多くのしがらみを取り除いて、自分だから伝えられることを、伝える場を提供するために、つくりました。

 これは、今まで寄付金などを檀家さんや信徒さんに、寄進していただいたことがないからできることでもあり、特別なことなのかもしれません。

 より多くの方に倶楽部に参加していただき、はじめは体験、そして、小さな先生をはじめていただきたい。命があるからできること。あなたは、きっと 輝ける。

 

今までの 取り組み 一覧

写経会

キルトの会

ヨガ教室

友禅染教室

プリザーブドフラワー

詩吟の教室

おはなし坐禅会

囲碁の世界(碁会所)

シフォンケーキ講習会

イキイキ健康講座

ウォーキング 講座

粘土のお地蔵さん

お経を読む会

そろばん教室

茶道教室

着付教室

パソコン講座

行政書士による遺言講座

エンディングノート

お葬式の教室

造船所

田舎ソバ打ち体験

餅つき大会

境内の緑化

座禅の会


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 寺子屋へ来られた普段会うことのない人々同士での会話を楽しんだり、悩みを相談する事で自分にはなかった新たな考え方を見つけ、日々のストレスを減らせる。さらに仏の教えを知る事で心の安定が保たれる。



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 寺子屋に参加する事で、自分の興味がある分野の専門の人から話を聞ける。学校では教えてもらえない事を多々学べる。



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 講師は自分の専門分野を教えるので、今までの職知識が活かされる。



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 関わったことがない町の人々と同じ趣味で繋がることで住み続けやすい町が出来る。

この繋がりをさらに広げていきたい。

休校で

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いつもは、忙しく生活しているのですが、学校が休校となり自分を見つめる時間を持てたので、感謝の気持ちとこめて、ご供養したいと、午前中にお電話いただきました。住職の私は「くさむしり」の真っ最中でしたので、午後来寺くださいとご連絡し、本日。ご供養をつとめさせていただきました。

48年間、見守ってくださったおひなさま。48年前に、店頭ではなく、製造元の高崎まで両親があしを運び、厳選して購入してくださいました。そして見守られた48年の間に、娘さんは成人を迎え、結婚、出産。娘さん(孫と書くほうがわかりやすい?)が生まれ、成人式を迎えることができ。満願成就ということで、ご供養をつとめさせていただきました。

 高崎で選んだあの日の事を思い出し、月日の進む早さに涙しながらのご供養をでしたが、しっかりとつとめさせていただきました。

 お人形様はご供養させていただきますが、ご自身として20歳を迎えたお孫さんの為にも、祖母として、母として、無事の成長を見守りください。

静岡から

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静岡県からお電話にてご連絡いただきました。こどもたちを見守ってくださったお人形様も無事に役目をつとめあげ、このたびお手紙と共に丁寧に梱包のうえで送りいただきました。しっかりとした木目込みのおひなさまと、キリっとした五月人形さまです。

本堂にお飾りをさせていいただき、ご供養まえにあっちから、こっちから撮影したのですが、お手紙と一緒の写真を掲載させていただきました。

「本当に ありがとうございました」

と伝えるにも、お手紙はいいものだなぁ〜。と感じながら、ご供養をつとめさせていただきました。

 

合掌

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