音を観る002

もしも心の中に観世音菩薩の力を信じて持っているのならば、欲望の火を消すことが出来る。これは煩悩を制する理智に目覚めるからである。

 若しも世の中という大海原の中で迷っても観音さまのように正しく見ることが出来れば災いを最小限にとどめることができる。

大火とは、人間の生命と共にある内なる煩悩という怒りや欲望の事で理性でコントロールのきかない状態になってしまう事。そんなときでも、観音さまの目線で理智に目覚めていれば、どんなに燃え盛ろうとも、それにふりまわされることなく、自らの煩悩を制することができる。

 

大水とは、世の中の難儀にさらされるという意味で、苦悩や不幸とは2つの角度からやってくる。内からの災いと、外からの災い。内からとは自分の心が作る苦悩や不幸のこと。 外からの災いとは、求めもしないのに自分のまわりの世界、外からやってくるさまざまな難儀や災難のことです。人間の作った善悪の観念と色即是空で表現されている存在の絶対法則とのズレがあるからこそ、正しく見る「正見」の理智が必要になります。正しく見ることができれば、世の中の難儀も最小限にとどめることができる。

▲このページのトップに戻る